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大阪で1人暮らしをしています。 カフェ行ってみたり吉野家行ってみたり。 もっぱら写真は携帯ですが好きです。あとは芝居やお笑いも好き。


by lllsammylll

フキコシ・ソロ・アクト。

行ってまいりました。フキコシソロアクト。先月末ですが。

数年前一瞬だけ見たCMが忘れられず。
でも行く機会を逃して…たんだと思ってました。
行ってみて知ったのですが 3年ぶりだったそうで。

ギリギリまで迷ってたのでいい席ではありませんでしたが
思い切って行ってよかったです。ほんとに。ほんとに。


4役を一人で暗転を駆使しながら演じたり
スクリーンに出る擬音の問題をマイムで表現したり
どうしてもラーメンズと比較してしまったり
途中でも幾度かそんな場面があったけどラー中毒なワタシなので仕方ない。
共通点はあっても 別物でおもしろかった。


‘同じクラスに同性同名の人がいると
『ちょっとねぇ。』ということになりますよね。
それと同じように世の中には既にある有名映画とタイトルが同じというだけで
『ちょっとねぇ。』と公開されていない映画が数多くあるのです。
その中のいくつかを今日はお見せしようと思います。’

といったような前置きではじまる
映画の題名を使ったコント(と言っていいのやら)や
その場(舞台上)で撮った映像に
その場で全く違うアフレコしたり。
『ディレクターズカット』という言葉でくくられたボツネタコーナーもあったり。

もうほんとに大満足でした。



数年分の期待を抱えて観にいったけれどしっかり上回っていただきました。

時折織り交ぜられる伏線に期待と想像をかきたてられ
かといって観てる間その伏線にとらわれ過ぎるようなことはなく。まさに適度。

“mr.モーションピクチャー”とのタイトルにもあるように
映像とのリンクが巧みでその想像や期待はさらにふくらませられました。
かといって映像に頼ってるーてものでもなくて
文字・マイム・音・影・タイミング・スクリーンなどすべてが重なりあってといった感じで 
メインの吹越さんありきで進む展開。
飽きることなく 常に前傾姿勢で観てしまいました。
前の人がいなかったからできたことだ^^;


吹越さんの声や顔は本人の意思で一瞬にして
コミカルにも超二枚目にもなって…。

シモネタやブラックネタも少なくはなかったのですが
それが重くなりすぎずただのインパクトにもなりすぎず
さらっと大きな笑いで流れていくのは
アイドル性やタレント性を求めても求められてもいない
本業俳優の深みある役者さんだからなんじゃかなーと感じました。


片桐的要素も小林的要素も どっちの魅力も兼ね備えたような舞台で。
Sofisticated Underground Comedyか…。大満足です。 劇的におすすめ。


あー。また文字ばっかり。てかなにさまだー。 いいんだー満足~。へへー。
by lllsammylll | 2005-09-09 02:31 | ひとり言